そもそもファストフードのポテトなんて出来たてのが出てくるかで8割の勝負はつくわけで、何回か行って美味しくなかったというくらいでその店を評価すべきでない。評価すべきはその人の運であり、運気を高めるべきである。実はココだけの話、運気を高めるためのメダルをズカシドットコムで今のところ販売していない。
一般の部
マクドナルド
当然このブランドから。スタンダードなストレートの皮なし細めでパリッと揚げたやつ、なのではなく、マクドナルドがこれを出しているからこれがスタンダードになっていると考えるべきかもしれない。世界で最も愛されている。揚げたての際の美味さは異常。揚げたてでない場合は、まるでマクドナルドのポテトを食べているかのような気分になる。
ウェンディーズ
現行のは両端皮付き。ファイブガイズ登場前はポテトを食べたいときはウェンディーズだった。あんなに美味いのに、無料でチリやサラダと交換できるというのはよほど自信があるのだろう。低価格帯のファストフードでは一番美味いと思う。
バーガーキング
王はあまりポテトに興味が無いようである。オニオンリングに無料交換しよう。
ポテトは数年おきにリニューアルされ、ついに食えるような品質になるのかと期待させてくれるのだが、結論として「わざとだよ」なのではないだろうか。バーガーに集中せよと王の啓示に違いない。
たまに、不味いのは分かっているけど、どうしてもこれが好きというドMファンが居て結構笑えない。
ステーキンシェーク
ファストフードでもないのに細さで入選。揚げたてでも揚げたてじゃないやつのようなジメっとした感じがあり、あれが好きという人から支持を集めている模様。個人的にはむしろふやけたポテチ的な感じがとても良いと思う。
ファイブガイズ
ピーナッツオイルで揚げ、それなりに太さがあって、外側のパリッとした感じを保ちつつ、内側はジューシージュルりで、当然大人気。かなりの確率でほぼ揚げたて。いちおうサイズ設定があるっぽいけど、紙袋にバカみたいに入っててヤバい。せっかくバーガーが美味いのに、ポテトが美味いからって気を取られないように注意。私は別の日に行くことにしている。値段が高いから、出来たてで美味しいのがたっぷりというのは当然だが、深刻に美味いのも確か。
塩味の他に、ケイジャンスパイスのやつもある。ポテトの美味しさを半殺しにしてでも味を増やして賑やかにして美味しくしまおうというやつ。
クリスタル
低質な油で太めのやつをカリッとなるまでやや低温でじっくり揚げてパリパリになったやつ。どう考えても多くの人がファイブガイズのやつを好むのは分かってるんだけど、私は圧倒的にクリスタルのポテトが好きだ。食べた瞬間に口の中に広がる体に悪そうな味がサイコーである。
変形の部
一般の部では棒型のポテトを扱った。変形の部ではそれ以外の物を扱う。棒型でないというのはどういうことかと言うと、表面からの距離が一定でなく、揚げた際の熱の伝播が一定ではなくてグラデーションが出るという事である。表面からの距離だけではなく、形状によって揚げ油の循環が阻害されてみたりして、凹んでいる場所は凸んでいるところよりもジュルっとしている。熱力学の話だけでなく、流体力学も必要なようだ。さらに、そうして揚げられた表面が口の中でグチャッと潰れる食感はまた別の話で、そもそも棒で勝負、俺の棒で勝負、の棒型ポテトと比べられないので別部門とした。
アービーズ
カーリーフライは細い棒型を螺旋状にグルグルにしたタイプのもので、そこにパプリカ等の味がついている。内側はジュルッとしつつも外側がカリッとしてしまったりしてて、ハードにヤバい。
チクフィレ
細い棒型を重ねて格子状にしたもの。凹凸が独特のグラデーションを生み出していて、「内側はジュルッとしつつも外側がカリッ」という2層ではなく、その中間層みたいなのが口の中で重なり合ってて、堅実なヤバさ。
シェイクシャック
波型のポテト、田舎の個人経営の店で今でも見つけると、「昔ながら」とおお喜びするやつを、チェーンなのに平然と出している。これをカリッと揚げてしまっていてだいぶ美味いのだが、私の頭の中ではマイクロマジック◯◯◯◯ポテトの歌が流れて集中できない。
その他
ここに記載されてない店は私に忘れられていると言うだけなので、見つけたらお知らせください。こっそり書き足します。
男は黙って塩。私はポテトにケチャップつけないので、ケチャップの話が出てこないのはそのためです。本日はお急ぎのところ大変ご迷惑をおかけします。