モンゴリアンビーフ



ホンモノの嘘中華である。モンゴリアンビーフというのはメリカの中華屋にはほぼ必ずと言っていいほどあるんだが、店同士の違いが激しい。そもそもC国にはもちろんモンゴルにもそんな料理はないらしく、存在がすでに嘘っぱち。

嘘なら嘘だと言ってくれればよかったんだが、たまに美味い店があるから侮れない。美味しい嘘。本格的な嘘を捏造というのが本物の捏造と言えるかは微妙だが、とにかく本格嘘中華、美味しければ勝ち。

まずはネギ。1束33セントだったので、容赦なく1人前に1束失礼する。

切る。白い部分は縦にも切ってあるところにご注目。

ニンニクと唐辛子とオリーブオイル。ずかし中華の基本ですね。

ニンニクが揚がり始めたら強火にしてネギの白い部分。

炒めると言うよりは、焼く。

焼けたらネギの青い部分も。

挽肉、である必要はないけど挽肉。今日はこういう安っちいタイプのをつかった。安いし便利。こういうやつは体に悪いとか言う説もあるけど、そもそも牛肉自体、体に悪いのでノーカン。心と頭のために食ってるので黙ってて欲しい。

ぱぱっと炒める。肉を焼くというのは単なる殺菌作業なのをお忘れなく。

今日は甜麺醤とみりんと黒酢で味付けたけど、オイスターソースとか醤油とかでもいいと思う。どうせ美味いしあんまり関係ない。

調味料入れてしっかり調理する必要はナシ。火を止めて混ぜる程度で十分。酒とか使わない限りは。