一人暮らしを経験すると炒め物が上手くなる(当社比)。一人でパパっとあるものでなんか食べるには最適。炒めて味付ければ何でも美味い。欠点はウルトラマン並の半減期。
野菜炒めのコツ:強火で手際よく。煮ない事。
「煮ない」というのはどういうことかというと、火を入れすぎないというだけではない。理想の炒めもの、熱々だけど野菜の細胞壁が壊れていないことだと思う(当社比)。
「煮た」というのは細胞壁が壊れた状態。細胞壁がどうとか自体はどうでもいいんだけど、要するに骨組みなので、それが崩れるとシャキシャキ感が逝く。熱は加えるけど、骨組みは崩さない、それだけで美味しいやつが出来る。
コツのコツ:塩や醤油、塩分は最後の最後でパパっと。
塩分を入れると浸透圧の勾配がかかり、その上に熱なので、細胞壁は壊れる。味付けは火を止める直前。もう十分火が入ったよねという段階で。塩分を入れてから皿に移すまでの時間を最短にしろという話。
食べたいのはアッツアツの生野菜。
あと、炒め物の際は他のものをなるべく先に準備しておこう。炒め物を盛り付ける皿を前もって出しておくのは当然。
個人的に、草を食べる唯一のポイントは細胞壁だと思うので(マジで。栄養成分的にも)、細胞壁の食感楽しむの大事だと思う。
大して重要じゃないけど、油に旨味をつけるとワンランク上(笑)。
ニンニクまたは唐辛子または両方がオススメ。唐辛子、丸ごと入れて、齧らなければそんな辛くないにもかかわらず、なんかヤバい旨味が出る。それ以上に、炒め物に加える赤色のアクセントが異常に便利。炒める前、フライパンに唐辛子またはニンニクまたは両方に油をかけてから火にかける。ただそれだけ。煙が出るくらいまで待てばよいのだ。
油を加熱しつつ唐辛子を熱する。あくまで、唐辛子自体は食べない。
ピーマンを刻んでオリーブオイルで炒めてウスターソースぶっかけただけで不当に美味いやつが出来る。
レバーセロリ炒め
レバー
ネギ肉炒め
ネギとモヤシとオタフクソース。
中華ブロッコリー