ステーキ丼というのは「ステーキが乗った丼」なのかもしれないが、ステーキを乗せれば作れるというのはちょっと違うかもしれない。作れるけど。
その人の好みのステーキを切って乗せればだいたい美味しいステーキ丼が出来るのはきっと間違いないけど、だったらステーキとして食べればいいし、ステーキ丼などというきったない事しなくてよいはず。
ステーキ丼のメリットは安価にめちゃ美味しい事。
筋っぽい肉でよいのだ、というか筋っぽい肉のほうが歯ごたえがあってよいのだ。焼いてから切るので、筋とかそん時に全部切ればいい。残った筋は旨味がジュルっと出るための歯ごたえに貢献する。
タレの作り方
ニンニクをおろしてそのままのおろし金でタマネギをおろす。ニンニクはチューブでもいいけど、タマネギは1人前につき小さめのを半分以上。タマネギは低カロリーのうま味調味料。
白ワイン(または酒)と醤油を足して、はい完成。
肉
筋っぽいやつ。
Chuck Eyeとかサイコー。歯ごたえはあるが筋は多すぎない。
ガチガチの強火で焼く。マジでガチだからな。ウチではすでに退役した古いフライパンを使ってる。なぜ強火かと言うと、内側には火を通さず、外側だけ焼きたいからだ。熱の伝達には時間がかかる。表面だけ焼き焦がすには強火で短時間。
強火で表面だけ焼け。この厚さで片面3〜4分。
あまりに一瞬なので写真は撮れないが、火が通ったらタレを投入し、火を止める。肉に絡んだら肉だけまな板に。側面とか、殺菌されてないときはこの時のタレの熱で加熱してる。
タレで表面の温度は十分に下がるはずなので、プラスチックも溶けないはず。この時、タレはフライパンで待機。
これをご飯の上に。今、この時点でご飯を用意してたら遅い。ご飯とか野菜は肉を切る前に用意しておこう。
Chuck
Chuck Eyeって意外と売ってないけど、ほぼ必ずどこでも売ってそうなChuckはさらに歯ごたえがあってよろしい。
これなんて美しいほどに筋筋しいじゃないか。
ここまで筋があると好みの分かれるところ。筋が嫌なら、上の写真の真横に通るいくつかの筋を包丁で取ってしまえばよい。
盛る。
エイジング
それでも筋っぽいのが嫌なら熟成させよう。これは家でウェットエイジングしたもの。店頭で熟成されたくらいでは足りないので、サラダオイルを使ってジップロックバッグの中で空気に触れないようにして冷蔵庫。コツは、その肉の存在を忘れること。2週間くらい経って、これはいつの肉だったか分からない危ないんじゃないのくらいが美味しい。本当に腐ってたら臭いで分かるしきっと。
もっと簡単でたぶんより安全なのは、ALDIとかで真空パックの肉を買って存在を忘れること。これなら忘れた頃に思い出す以外何もしなくても良い。
ハハハ筋まで柔らかい。
写真集
あとは完全無修正の写真集を参考例に。