鹿もカモシカも鹿だが、しかしアシカは確か鹿ではない。ただし今日は鴨の話である。
ムネだけをパックして売ってるやつがあればその方が楽なんだが、1羽丸ごとのほうがよく売ってる気がする。
取り出すとこういう感じ。
体の中に内蔵とか不要なオレンジソースとか入ってるので取り出す。
腹側から切開。
ちょうど鎖骨 (wish bone) のとこ
開く。
肋骨の周りにそって背骨までナイフを使いながら引き剥がす感じ。途中、大腿骨を外したりとか。関節を切ることがあっても、骨を折ったり切ったりしない。これで左側のが外れた。
上の写真で下の肉、左側がモモで右下がムネ。両者はほぼ皮だけでつながってるので、ハサミできれば別々に。
別の個体で反対側を剥がしたときのやつ。
中央に見えるツノみたいなのがのが鎖骨(が左右つながった叉骨)。
両側剥がすとこんな感じ。ガラ(右側)だけ残る。ガラの左端に見えるのが叉骨。
2羽解体してこんな感じ。鍋にガラ、その右にモモと手羽、その下がムネ、左下が内蔵(レバー、ハツ、砂肝)。
ムネとモモは黙って塩をして高温のフライパンで表面だけ焼いた。殺菌のため。ムネはそのあと、60℃ (140F) のオーブンで2時間。
モモ、フライパンで表面焼いたと、Broil Highで3分、その後60℃ (140F) にセット。ムネは60℃までオーブンが下がってから入れる。
ムネの焼き上がり。
エロピン。肉にカンピロバクターが居なくはないらしいので、これでギリギリかなと。
皮
まずは余分な皮を茹でる。酢の物にするため。
茹で上がったら冷まして冷蔵庫へ。出来上がった酢の物の写真はこちら。めちゃ美味い。
ガラ
皮を茹でた汁に鴨ガラを。ラーメン等のスープになります。
120℃ (250F) のオーブンへ。左の雑ゲタンと仲良く。
グリルで焼いた写真
火加減難しいけど、グリルもアリ。もちろん味付けは黙って塩。
焼けたムネ。
切るとこんな感じ。
お値段の割にはびっくりするくらい毎回美味しい。
今日はネギと塩を日本酒で煮立てたソース。
出来上がったスープ。