とりかわ



鶏皮の酢の物。知らない人もいるらしい。皮の脂を取り除いて、ゼラチン質を味わう感じ。ハッキリ言おう。お肌にはいい。なにせお肌だ。

とにかく味わい深い味。地鶏とかだとコリコリするのだが、鶏肉の松阪牛ことブロイラーのやつは柔らかくて深みがある。

鶏皮ってそもそも単品では売ってないし。鶏モモも皮なしで売ってるのがほとんど。唯一、骨付きで買えば皮もついてくるって感じ。

で、骨付き皮付きを7キロとか買ってしまったんだけど、皮がついてくるってだけじゃなくて、身よりも遥かに大きな皮がついてくる。で、その部分を取り除いたのがこちら。骨を取り除くと同時に、わざと身も一緒に皮につけてるのでこんな感じ。

どっちかと言うと捨てるとこだと思うけど、美味いので。

濃いめの塩水で茹でる。茹でたらそれをラーメンのスープにつなげるわけで、それはさておき、とにかく濃い目で。濃いのが欲しい。

茹でモノでこの水の少なさはどうかと思うけど、茹でのクオリティでドーコーなるタイプの茹でものじゃなくて、脂抜く感じなので気にしない。それより濃いのが欲しい。

20分くらい茹でて冷蔵庫へ。

いっぱい出てた。

賢者タイムは無視して更に骨を足してスープを取るのだが、これは鶏皮の記事なのでこれ以降は割愛。茹でたときの脂使ってこれ作って優勝するのも可能。

脂が固まり始めたら切ってよし。

タマネギもスライスする。なるべく薄く。

更に小さくする。

醤油と酢。酢はDistilled Vinegarを使用。それだけで十分。とにかく黙れ。

タマネギとともに混ぜて冷蔵庫へ。生姜を千切りにして混ぜると大人の味になる。ちなみに私は子供。

1時間くらい冷蔵庫に放置して、また混ぜたら出来上がり。食えばわかる。