お湯出しアイスコーヒー



普通にアイスコーヒー飲みたいだけなら、コーヒーをコップに抽出、コップごと冷水の鍋に沈めて冷やして、それから氷を入れる、という水冷式アイスコーヒをいつもは飲んでる。これは普通のアイスコーヒー。水冷式なら薄くならない。あと、水冷式という響きが良い。

結構子供の頃からコーヒーを飲んでしまってて、コーヒーが好きなのは確かだが、自分の味の好みはちょっと変わってる。コーヒーの雑味が好きだ。ホットで入れるときも、なるべく雑味が出るように淹れてる。

一般的に、コーヒー好きな人はこの雑味が少ないのをありがたがるらしいので、よくある美味しい淹れ方みたいなのは自分に合わなかったり。

雑味以外に、コーヒーそのものの甘さというのが好きだ。ゆっくり抽出するとこの味が出る。水出しだとこの甘さが際立つ。

水出しはコーヒーの美味いところだけを引き出し、カフェインも抑えて苦味もなく、みたいな感じでそれはそれで良いと思うんだが、私は雑味とカフェインの苦味も欲しい。そこでこれです。



豆はお好きなやつでいいと思う。挽きたての豆のほうが香りとか(以下略)そんなのは知ってるけど面倒くさい。スタバ豆、TJとか行けば$4.99とかなのでコスパよし。定価で買おうとは思わないけど。自分好みのダークロースト。

こんな大きい容器で作る必要はない。ただ、私は一度に大量に作ったほうが全体の労力は少ないと信じてるので、大量に作るだけ。この容器はお湯出しアイスコーヒー専用。安心の1.9リットル。

豆投入。普段の比率で良いんじゃないでしょうか。私はもちろんこだわりの目分量。

沸騰したお湯を注ぐ。

放置して冷却、蓋をする。冷めたら冷蔵庫へ。最低8時間。

飲む直前に濾過。好きな方法で濾過すればいいと思う。フレンチプレスでこれやって、冷蔵庫で冷やして直前にプレス、とかもありなんだろう。私はザラザラしたのが苦手だが。あ、ちなみにメリタ式はわざわざ日本から持ってきてます。このタイプ、メリカでは売って無くて。雑味を含め濃く出すにはサイコー。

意外と濾過に時間がかかる。温度が低いと粘土が上がる成分のせいなんだろう。たぶん。外見は普通のアイスコーヒー。

クセがありすぎて、毎日飲みたいとは思わないんだけど、クソ騒がしい味のアイスコーヒーが飲みたくなったら作ってる。